こんにちは、お母ちゃんカメラマンのキタヤナツカです!
幼稚園や小中学校ではついに夏休みも始まり、お子さんをどこに遊びに連れて行こうかなぁ…と悩んでいるママさんパパさん多いのではないでしょうか。
この暑さじゃ公園とか外遊びはしんどいですしね…
そんな時、私のおすすめスポットは「水族館」です!
室内はエアコンが効いていて快適ですし、水の揺らめきをみているだけでも涼しくなってきますよね。
パパママのお休みが取れるのであれば、平日の朝開園時間直後から行くと、夏休み中でも案外人が少なかったりすることもあるんですよ。
というわけで今回は、先日息子の誕生日に水族館で撮った写真を使って、暗い水族館で写真を撮る&撮ったあとのLightroomでの編集までをご紹介したいと思います!
まずはカメラの設定をチェック!
今回は全体的に光量の少ない薄暗い水族館での撮影です。撮影前に(着いてからだとバタバタしますので、できればお出かけ前に!)カメラの設定をチェックしましょう!
①撮影モードを設定しましょう
第一回目の記事で書きましたが、子どもを撮る、特に光量の少ないところでは、断然「シャッタースピード優先オート」がおすすめです。
カメラのメーカー・機種によって違いますが、「Tv」や「S」と表示されている場合が多いです。
今回私は暗いところでのシャッタースピードを1/100(明るいところでは1/250)に設定しました。
実はこれだと場所によってはかなり暗い感じに写るのですが…あとでLightroomで編集すること前提なのです。
あとで程よく明るい雰囲気のある写真に編集しますのでご安心を!
②ISO感度の上限設定を確認してみましょう
最近のカメラはISO3200や6400などかなり高いISO感度にも設定することが可能になっています。
しかも昔のカメラと比べて粗さが目立ちにくいのでステキですよねぇ…!!
なのですが、実はなるべく写真が粗くならないようにという配慮なのでしょうか、ISO感度設定をオートにした場合の上限が800や1600に抑えられていることがあるのです。
今回は3200に設定しておきます。
私の使っているFUJIFILMのX-M1という機種だと、上限をISO6400に設定できます。頼もしいです。
着いたらさっそく撮影!
水族館に着いたら、エントランスからどんどん撮っていきましょう!!
この写真は明るい場所で撮ったのでシャッタースピード1/250です。
ちなみにわたくし、普段は水族館では魚や動物をたくさん撮るのですが、今回に関しては割り切って100%息子を撮ることに集中しました…
なので今回は生き物単体の写真はゼロ!必ず息子が入っております。
水族館はじめての息子に、エイが挨拶しにきてくれました。
クラゲにもびっくりだよねぇ。
この部屋に来たときは「クラゲしゃん…クラゲしゃん…!」と小声でずっと言ってました。
ちなみにこれらの写真はLightroomで編集した後の画像です。
編集前は、かなり暗かったり、光量が不足しているせいで彩度が低かったりしました。
というわけで、次は撮った写真をLightroomで編集していきましょう!
Lightroom CC を使って、撮った写真を明るくレタッチ!
撮影した写真のデータをLightroomで読み込み、暗い画像を明るくいい感じに編集します!
今回はすでに編集済みなので、レタッチ前後の画像をいくつかLightroomの画面でお見せしますね。
写真データを読み込むまでのフローは、以前書いたこちらの記事をご参照くださいませ!
【Adobe Lightroom CC】PC・スマホ・タブレットを連携させて便利に編集作業をしよう!
元画像はこんなに暗くて表情もよく見えないのですが、これを編集すると…
全体的に明るくなって表情もはっきり見えるようになりました!
もうひとつ。
こちらの写真も、室内が暗かったためだいぶ光量不足です。
せっかく淡水のお魚を興味津々で見ているのにその表情が真っ暗で見えません。
でもこちらも編集すると
横顔がはっきり見えるようになりました!
「Adobe Lightroom CC」は、PC版はもちろん、iPhoneなどのスマホ版やiPadなどタブレット版もリリースされており、しかもスマホ・タブレット版は無料!
最近のカメラはWiFiでスマホ・タブレットに画像を送信できる機能があるものも多いですし、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
プロも仕事で使っているソフトですので、使ってみると画像編集の幅がぐっと広がるのでおすすめです!
ちなみに今回、撮影データはjpgで保存したもの。
いわゆるRAWデータじゃなくてもしっかり編集できるのは、初心者の方にもハードル低めで始めやすいかなぁと思いました。
さて、これを書いている本日も、外は酷暑と言われるような暑さ。
先ほど車で買い物に行った途中に通りがかった公園も、夏休みだというのにお子さんが全くいませんでした…そりゃそうですよね…
そんな記録的猛暑だからこそ、パパさん、ママさん、おじいちゃん、おばあちゃん、お休みの日はお子さんと一緒に早い時間から水族館へ繰り出しましょう!
みなさんの夏の思い出に残るステキな写真がたくさん撮れますように!!