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プロが語る「自分の作品」Vol.3 Tasuku Irii(その2)

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こんにちは!

SHOOTEST編集部専属ライターの藤田真奈です。

普段は「影」として活動しているプロカメラマンのみなさんの作品づくりへの思いを語っていただく連載『プロが語る「自分の作品」』。

今回は、前回に引き続き、大学生プロビデオグラファーのTasukuさんです。

 

今回は、Tasukuさんの数ある作品の中から、最もお気に入りの映像作品について語っていただきました。続きからお楽しみください!

 

今回Tasukuさんにピックアップしていただいた作品はこちら。

お知り合いのバーバーショップのプロモーションビデオです。
大方の雰囲気はあらかじめ相談して決めて、あとはTasukuさんがディレクション・撮影・編集を行ったとのこと。
特にこだわったシーンについてお伺いしました!

とにかく「かっこよさ」を伝えたかった

(Tasuku)バーバーショップ『DALIE』は、とにかく雰囲気がかっこいいんです。まるで本物のバーのような雰囲気が漂っています。
だから、その雰囲気を映像に取り入れたかった。そのために、細かい箇所にこだわって撮影しました。

特にこだわったのは、7秒目のシーン。主人公がDALIEに入ろうとしているシーンです。外にお客さんがいますよね。この方は髪を切り終わったあとに、ビールを飲んで余韻に浸っているんです。本物のバーのような雰囲気を出したかったのと、「おしゃれオヤジ」っぽさを伝えたかったんですよね。

最初と最後は『DALIE』を主役に

主人公が駅からDALIEに向かう冒頭部分のシーンでは、主人公をカメラでフォローしています。しかし、主人公がDALIEに入っていくシーンと最後のカットが終わって出ていくシーンでは、あえて主人公をフォローせずに、お店の前で定点で撮影しました。

ここにはすごくこだわっていて。定点で撮影することで、DALIEの全貌を写すことができます。主人公をフォローする形にしてしまうと、DALIEを「部分」でしか写すことができなくなってしまいます。

DALIE独特のおしゃれな雰囲気や、お店の様子をきちんとアピールしたくて、このような撮影方法にしました。THE・男が憧れそうな様子、を伝えたかったんですよね。最初と最後を定点で揃えることによって、流れのあるプロモーションビデオに仕上がりました。

 


 

今回は、Tasukuさんの代表作品をテーマに最もこだわった部分をお話いただきました。
次回は、映像と音声の組み合わせなど、さらに深いお話をご紹介していきます!次回もお楽しみに!

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