こんにちは!SHOOTEST編集部です!
みなさま、「RAW現像」とはどういったものかご存知でしょうか?
「インスタ映え」という言葉が流行している今、本格的な一眼レフを持ち歩いている人を街中でよく見かけるようになりました!
せっかく撮るなら、少しでも目を引くような綺麗な写真を撮りたいですよね♪
そこで、カメラの画質モードを「RAW」に設定すると、「RAW現像」というものが可能になります。
露光量やコントラスト、ハイライトなどの調整が撮影した後にできるんです!
今回は屋内で行った女性ポートレート撮影時のRAWデータを操作していきたいと思います!
光量が足りないとき
最初に写真が暗くなってしまったときの現像方法です。
まずは写真を読み込みます。
(今回はAdobe Photoshop CS6で開いているためその他のソフトとは画面が異なります。)
全体的に写真が暗いため、露光量を上げていきます。
露光量を「2」に設定しました。
全体的に明るく、顔がはっきりわかるようになりました!
もう少し顔がはっきり見えるようにしていきましょう。
ハイライトを「20」、コントラスト、明瞭度をそれぞれ「10」に設定しました。
目鼻立ちがはっきりとした印象になります。
露光量ではなくハイライトを上げることで顔が明るすぎることなく、背景だけを明るくすることができました!
全く不自然なく、明るい綺麗な写真になりました!
光量が多すぎたとき
次に、光が入りすぎて明るくなってしまったときの現像方法です。
先ほどと同様、写真を読み込みます。
光が当たりすぎて顔の色が白くなってしまっています。
光量を少し下げてみましょう。
露光量を「-1」に設定しました。
肌の色がわかりメイクの色もはっきりと見えるようになりました!
暗くなってしまった背景を少し明るくしてみます。
コントラストを「20」、ハイライトを「50」、シャドウを「30」に設定しました。
背景が明るくなり、色合いも鮮やかになりました!
いかがでしたでしょうか?
RAW現像では明るさや色合いを変える以外にも様々な操作ができ、一枚の写真から雰囲気の違った写真を幾つも作り出すことが可能です。
専門的な難しいソフトのように見えますが初心者の方でも操作は簡単♪
いつもよりワンランク上の写真を目指すのにRAW現像、ぜひ利用してみてください!