2018/08/09 ｜最終更新日：2024/01/29

撮影スタジオ「Studio Serato」様へインタビューしてきました！

いつもお世話になっております。
SHOOTEST編集部です。

新たにSHOOTESTサイト上に掲載となりました、笹塚・幡ヶ谷・新宿エリアの撮影スタジオ「Studio Serato」様。
今回はこちらのスタジオを運営されている、佐藤さんにインタビューしてきました！

普段、ヘアカタログのカメラマンとしてもご活躍されている佐藤さんが、自ら撮影スタジオを運営することになった経緯や、どのような思いでスタジオを運営をされているのかなど、詳しくお話をお伺いしました。

カメラマンならではのスタジオへのこだわり

-カメラマンとしてもご活躍されている佐藤さんが、自ら撮影スタジオを運営しようと思った経緯をお聞かせください。

以前は他社さんのスタジオを借りて撮影していたのですが、新しい背景やシチュエーションを撮るにあたって都度スタジオを変えなくてはいけませんでした。
そこで、自身含め使う人がさまざまなシーンを撮影できるスタジオがあったほうがよいと思い「Studio Serato」をオープンしました。
カメラマンとして培ってきた経験のなかで、あったらいいと思っていた背景やシチュエーション、家具などを取り揃えています。

-スタジオをオープンされたのはいつ頃でしょうか？

今年(2018年)の4月ですね。3月からひと月かけて工事しました。
天井が低かったので天井の板を抜いて高くしたり、壁を真っ白に塗ったりして、内装にかなり手を加えています。

-白壁ではなかったんですね！

はい。もともとはいわゆる事務所風の空間でした。
施工業者さんと相談しながら、途中で思いついたアイデアも加え、自身やお客様が使いやすいスタジオ作りを心がけました。DIYした部分もあります。

-移動式の壁パネルやウッド調になっている「カフェ風エリア」など、白壁を基調としながらも一部ユニークな内装となっていますね。
こういった内装や設備のひとつひとつは、佐藤さん自ら選ばれたのでしょうか？

そうですね。カメラマンとしての経験を生かして選定しました。
ただ、観葉植物だけはお祝いの品物としていただいています。
ヘアカタログの撮影をおこなっていることもあり美容師さんとのお付き合いが多いのですが、美容師さんはサロンなどを独立出店した人に対して、お花以外にも観葉植物をお祝いの品物として送る習慣があるんです。
撮影の背景としても使えるので重宝しています。

-撮影機材が充実していますが、自前の機材なしでも撮影はできるのでしょうか？

SDカードはご持参いただく必要があるのですが、フルサイズのキャノンEOS1DXやストロボなどを無料でお貸し出ししていますので、特別機材のお持ち込みなしでも撮影いただけます。

-手ぶらで撮影ができてしまうんですね！

今の美容師さんは自分が作った髪型の写真をWEBに載せるなどして、写真を自己表現の手段として使っています。自分で撮影する人たちも増えているので、そういう人たちからの需要を意識して機材や設備を充実させました。シャンプー台やヘアアイロンなどもあります。
ただ、もちろん美容師さん以外のお客様にも使っていただきたいので、偏りすぎないように、誰もが使いやすいスタジオ作りを意識しています。

汎用性の高い白壁のスタジオ

-自然光が豊富な白ホリのスタジオということで、あらゆるジャンルの撮影ができそうですね。
ヘアカタログ撮影以外にはどういった内容の撮影が多いでしょうか？

今のところムービー撮影のお客様が多いですね。
もしかしたら、スチール撮影のお客様よりも多いかもしれません。

-なるほど！ちなみに、今までどういった内容のムービー撮影でご利用いただきましたか？

例えば美容液など、女性をより美しく見せる為の商品が題材の通販番組の撮影ですね。
また、シャンプー台が使えるので、シャンプーメーカーさんの動画のお問い合わせが増えてきています。

シャンプーができて撮影もできる場所となると、例えばシャンプーメーカーさんの会議室など、場所がかなり限定されてきます。サロンで撮影するにも広さが足りないことが多いらしく…
別の場所でシャンプーをしてから撮影場所へ移動したり、シャンプーができるところでただの白壁を背景に撮影するなどの選択肢しかない中で、シャンプーも撮影も両方できることを謳った途端にそういったお問い合わせが増えました。

-最後に、スタジオの中でお気に入りのスポットがあれば教えてください！

ここのコーナーですね。物件選びのときからこだわっていました。
後ろから逆光、横からメイン光が当たりますので、自然光だけで顔も明るくて背景も明るい、光に包まれた写真を撮ることができます。