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【動画】シャッタースピードについて -イルミネーション撮影時の注意点-

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こんにちは!SHOOTEST編集部です。

クリスマスまであと間近ですね!
街中にはきらびやかなイルミネーションが溢れています。ふと足を止めてイルミネーションを撮影してしまうことも多いのではないでしょうか?

今回は動画撮影時のシャッタースピードについての記事をお届けします!

フレームレート

シャッタースピードに関する説明の前に、まずは簡単に『フレームレート』の説明から。
フレームレートとは1秒間あたりのコマ数のことです。<単位:fps>
例えば30fpsであれば、1秒間に30枚の静止画を流すことになります。その為、30fps撮影時のシャッタースピードは1/30以下には設定できません。

動画撮影時のシャッタースピード

動画撮影時のシャッタースピードは、一般的にフレームレートの2倍分の1以下が推奨値と言われています。(=30fpsで撮影する際はシャッタースピード:1/60以下が推奨値)
シャッタースピードを早くしすぎるとパラパラマンガのように見えてしまい、動画の滑らかさが出にくい為です。

では、シャッタースピードを変えるとどのように見え方が変化するのでしょうか。下の動画をご覧ください!

▼シャッタースピード:1/60▼

▼シャッタースピード:1/1600▼

いかがでしょうか?
同じ構図で撮影していますが、シャッタースピード1つ操作しただけで見た目の印象が変わってきますね。

なお、「オート」や「絞り優先」モードで撮影するとシャッタースピードが自由に操作できなくなってしまう為、動画撮影時は基本的に「マニュアル」モードで撮影することをオススメします。

フリッカー現象について

上の動画では、シャッタースピード:1/60のときに、イルミネーションがチカチカと点滅しています。このチカチカする現象を『フリッカー現象』といいます。

イルミネーションや信号機などは1秒間に100回という、人間にはとらえることのできない速度で点滅を繰り返しています。(正確には電源周波数50Hzの東日本で1秒間に100回、電源周波数60Hzの西日本で1秒間に120回)
カメラはこの一瞬をも感知する為、フリッカー現象が起きてしまうのです。

フリッカー現象は電源周波数の倍数にシャッタースピードを合わせることで防ぐことができます。東日本の場合は電源周波数が50Hzである為、シャッタースピードを1/50もしくは1/100に合わせて対処しましょう。

以上です。
冬はイルミネーションがもっとも華やかな季節。シャッタースピードの設定に気をつけながら、動画撮影を楽しんでくださいね!ではでは。

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