こんにちは!
SHOOTEST編集部たなかかなこです!
最近、一眼レフなどカメラを持って街を歩いている人、増えてきましたね!
インスタ映えという言葉も流行っているので、そんな人は
「ちょっと写真撮ってよ~!」
などと言われることも多いのではないでしょうか?
特に女の子は綺麗に撮ってもらえるとうれしいので、友達がカメラを持っていたりしたらお願いされる機会も多いかもしれません!
そこで今回は私が女の子のポートレート撮影のときに気をつけているポイントを紹介します!
せひ参考にしていただけたらうれしいです!
ポイント1:太陽と影
今回は私の後輩のさみゅさんに協力してもらいました!
女の子に限らないことですが、ポートレート撮影には太陽光がとても重要だなと思います。
幸い撮影日は晴れていたので太陽光を存分に使用することができました!
(レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.5、シャッタースピード1/125秒)
ちょっと光が強すぎて白くなりすぎてしまったかな…
とも思いましたが、モデルの子の好みに合わせて聞きながら撮り進めるのも大事かなと思います。
白にこだわりを持っている人、クールなイメージだから影を印象的にしてほしい、などなど…
きっとモデルさんにもイメージを持ってポーズを撮る人が多いはず!
もちろん、白飛びが気になる場合は、ISOを下げたりシャッタースピードをあげたりして明るさを調整すれば大丈夫です!
(上)レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.4、シャッタースピード1/2000秒)
(下)レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.5、シャッタースピード1/2000秒)
上の写真のように存分に光が当たれば顔に影はなくなりますし、逆に少し伏せれば彼女のように前髪のある人は目元が影になります。
影がない方が明るく可愛らしい雰囲気になる気がします。
また影のある方は少しキリッとしてかっこいい雰囲気が出るのではないでしょうか?
可愛い系と美人系とでも言いましょうか…。
その人の雰囲気に合わせられるように撮っていけたらいいのではないか、と思います!
(レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.6、シャッタースピード1/320秒)
また、撮影前半では晴天だったお天気も、撮影の最後の方は少し曇ってきました。
光が弱くなったので顔の中に生じる影が気にならなくなったと思います。
もちろん光の量は減りますが、影が薄くなったことで全体的には柔らかい印象になった気がします。
晴れの日だけがポートレート撮影に向いているとは限らないなと思いました!
ポイント2:女の子特有の盛れる角度
特有の、と書いてしまいましたがもちろん男性にも当てはまるんじゃないかと思います。
私は女の子を撮るときに必ずと言っていいほど聞くことがあります。
それは「自撮りのときに盛れるのは右から?左から?」ということです。
ということで、左右から撮ってみました!
(上)レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.6、シャッタースピード1/1250秒)
(下)レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.5、シャッタースピード1/1250秒)
どちらも百円ショップなどで買える小物のバラを使用して撮ってみました。
被写体によって、アングルごとに見え方や与える印象が変わると思うので、初めての撮影の際は色んなアングルを試してお互いのイメージをすり合わせるのも大切ですね!
彼女の場合は、左から撮ると柔らかく、右から撮ると顔のラインがシュッとしている気がします。
こういった個人差を見つけるのも、撮影の醍醐味ですね!
(上)レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.4、シャッタースピード1/2500秒)
(下)レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値4.7、シャッタースピード1/4000秒)
こちらは目に注目してみてください!
下の被写体右側から撮った写真はいわゆる「盛れた写真」というものではないでしょうか?
目もぱっちりして、うさぎのぬいぐるみで輪郭を隠し小顔効果…
前髪で目が影になってしまっていますが、それでも「盛れてる」と思いました!
左右でこんなに差が出るとは驚きですね!
ポイント3:体のパーツに注目してみる
人それぞれですが、どこかに必ずチャームポイントがあると思います。
彼女の場合は足かなと思ったので、そこに注目して撮影してみました!
(写真⑦)(レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.5、シャッタースピード1/400秒)
(写真⑧)(レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.5、シャッタースピード1/800秒)
ヒールのある靴を履き、ワンピースからすらっと伸びた足…
顔を写さないことで
「どんな人なんだろう…」
と想像させられるような気がしますね!
(レンズ:14-150mm使用、ISO400、F値5.6、シャッタースピード1/4000秒)
また、このようにぬいぐるみを持った手にも注目してみました!
先ほどの写真同様、表情の見えない写真というのは受け手に想像の余白を与えますね!
「大事な人を思っているのかな…」など、そういう風にも見えるのではないでしょうか?
パーツに注目した写真は、「こんな人だよ!」というよりも「どんな人だと思う?」といった想像や興味を与えてくれるので、撮る側も撮られる側も表現の幅が広がりますね!
いかがでしたでしょうか?
自分の好きに撮ることも大事ですが、ポートレート撮影ではモデルの方の意思も大切にしていきたいなと思っています。
お互いに良いと思える写真が撮れたときには、心の中でガッツポーズをしてしまいますね!
急にポートレート撮影を頼まれたときには是非参考にしていただけたら、と思います!
友達同士であればリラックスした撮影が出来るので、そんなに緊張することなく自分も楽しみましょう!