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【レンズレビュー】INDUSTAR 61 L/Z MC M42 2.8/50 (インダスター61)で撮影してみた。

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こんにちわ!
SHOOTEST編集部です。

今回は少し趣向を変えて、レンズレビューをお届けさせていただきます。

今回ご紹介させていただくのはオールドレンズの中でも「星ボケ」することで人気の高いロシア製のレンズ「INDUSTAR 61 L/Z MC M42 2.8/50」です。

近年のカメラブームに乗っかって、オールドレンズの中でも高い人気を誇るこちらのレンズ。
販売当初の定価が約6000円程度。現在の中古平均価格が約10000円前後なのも、このレンズがいかに人気なのかを物語っていますね。
今回はこのレンズの最大の魅力である「星ボケ」から、開放絞りでの写りなど、そのスペックをご紹介していきたいと思います。

自然光の撮影

まずは簡単なレンズスペックをご紹介。

最短撮影距離:30cm,
絞り機構 プリセット式
焦点距離 50mm
絞り値 F2.8-F16
設計構成 3群4枚テッサー型

一応「マクロレンズ」に属するスペックとのこと。
といいつつ、最短撮影距離は30cmなので、本格的な近距離撮影というよりは、テーブルフォトなどに向いている感じかもしれないです。

上の写真は絞り開放での撮影で色味等は無加工です。
少し全体的にフェードがかかったような柔らかい絵が撮影できました。
この辺りの描写はいかにもオールドレンズって感じで、新しいレンズには出せない味がありますね。

マクロ域での撮影はこちら。
合焦していても、ややソフトフォーカスのような描写になります。
オールドレンズなので、レンズ個々の状態にも左右されるかもしれませんが、強めの自然光の下でも優しい絵が撮れました。

最大の魅力!星ボケ!

「INDUSTAR 61 L/Z MC M42 2.8/50」を手に入れたい!と思っている人のほぼ100%がこの「星ボケ」撮影をしたいと思っていると思います。
絞り羽の作り的に、だいたいF5.6の前後に設定すると点光源を星型にぼかすことができます。

ただ、かなり背景をぼかさないと綺麗に星型にはなってくれないので、
・手前の被写体を撮影する
・星型にぼかしたい点光源は離れた位置での背景に入れる
この2点は昼夜問わず、星ボケを作るときは必要になりそうです。

比較的安価で色々な描写を楽しめるオールドレンズ。
この「INDUSTAR 61 L/Z MC M42 2.8/50」はレンズ自体もコンパクトで持ち運びもしやすく、
かつオールドレンズらしい魅力とこのレンズならではの星ボケという味も持っているので、
オールドレンズデビューとして購入するには最適かもしれません。

ご参考になれば幸いです!

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