こんにちは!SHOOTEST編集部専属ライターの藤田真奈です。
カメラに職業として、趣味として、生きがいとして向き合っている方々にお話を伺う「カメラと私」。
今回は、前回に引き続き、プロビデオグラファーで大学生の井川敢太さんです!今回は、敢太さんにとって「カメラとは?」といった深い内容まで掘り下げてお聞きしました。
今回も引き続きお楽しみください!
カメラで生きていくという意思
ちょうど、周りは就職活動のシーズンに入りました。けれど、僕は就職はせずに、このままフリーのカメラマンとして生きていこうと思っています。
もちろん、就職をして企業に勤めることのメリットは大きすぎます。このままフリーカメラマンになったとしても、毎月決まった仕事が入ってくるという保証もありません。逆に、決まった休みもなくなります。休日と仕事の境目もなくなっていくことは想像できます。
けれど、そういったメリットを全て捨てたとしても、やっぱり僕はカメラで生きていきたいんです。
怖いか?と聞かれたら、答えは「いいえ」ですね。僕の初めていただいたお仕事の依頼もSNS経由だったように、今は、SNSやインターネットが普及して、個人が活躍できる時代です。
仕事もインターネットから獲得することも可能な時代。大変だということはわかりますが、難しいことではないと思っています。それに何より、僕には、「カメラで生きていく」という強い意思がある。できると信じています。
最後に、あなたにとってカメラとは、一言でお願いします!
「僕を変えてくれたもの」ですね。カメラに出会っていなければ出会えなかった人、景色、風景。たくさんのものと出会わせてくれました。
何より大きいのは、カメラを通して出会った人たちです。本当に多くの人と出会っています。そういった人たちの思いや価値観に触れることで、感化されてきた部分が多くあるんです。色々な考え方に触れていき、僕の知っている世界が広くなりました。
カメラがなければ、ずっと狭い世界で生きていたのかな、と思ってしまいますね。僕の生活も出会う人も、触れるものも。人生丸ごと変えてくれたのがカメラです。
編集後記
敢太さん、お忙しいところ取材にご協力いただきありがとうございました!カメラを構える敢太さんの芯にある強い意志や、思いを感じることができ、感動しています。やっぱり、1つのものを貫く人の言葉は重みがあります。そんな敢太さんの作品はこちらから見ることができます!