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生徒や先生の「映像をつくってみたい!」を引き出すプレセミナー|MCP -函南町立桑村小学校編- Vol.1

映像制作を通じて、子どもたちに新たな表現力を身につけて欲しい。そんな思いから生まれたMovie Communication Program(MCP)。もっとたくさんの子どもたちに届けるため、プログラムの概要や魅力をぎゅっと凝縮して届けるプレセミナーが誕生しました。

映像制作のプロセスを体験し、表現力を身につけるMCP

「一人ひとりのクリエイターがもっているスキルや経験を、社会のさまざまな場面に生かせたら、きっと面白いことが起きるはず。」
そんな思いから、SHOOTESTは、クリエイター同士でチームを組んで社会貢献活動を行うプロジェクトに取り組んでいます。

「Movie Communication Program(MCP)」はその一つ。映像制作のプロセスを体験し、自分の伝えたいことを相手に伝える表現力を育むことをねらいとしたプログラムです。

2023年に熱海市立初島小中学校で実施したMCP「街の魅力をPR動画で発信しよう!」では、小学5年生から中学3年生までの5人の児童生徒が半年間、街の魅力をそれぞれの視点で切り取った映像づくりに取り組みました。

実際の授業の模様や児童生徒の作品はこちらからご覧いただけます。

MCP -熱海市立 初島小中学校編- 記事一覧
https://shootest.jp/circle/category/mcp/

MCPは、全8回、授業時間にすると全16時間(※2023年度実績)に及ぶ長期プログラムです。それは、映像制作のプロセスすべてを子どもが主体的に「やり切る」ことを重視しているから。導入にあたっては、学校の教育計画に効果的に組み込むことや、学級や学年間、教科間の連携などが必須です。プログラムに関心をもってくださる現場の先生方からも、
「興味はあるけれど、具体的な内容や導入のためのプロセスを知りたい」
「導入を検討するために、子どもたちや他の先生方にも知って欲しい」
といったお声をいただいていました。

プログラムの魅力を体感できるプレセミナーを実施

もっとたくさんの学校にこのプログラムを届けたい。そのためには何が必要なのか?チームで改めて考えて生まれたのが、MCPの具体的な内容や魅力を伝え、子どもたちや先生方に関心をもっていただくことを目的とした、単発のプレセミナーです。

2024年度には、静岡県函南町立桑村小学校の4、5年生を対象に、45分間のプレセミナーを実施。実施にあたっては、何よりもまず、子どもたちや先生方に「映像をつくってみたい!」「自分にもできそう!」と関心をもってもらうことを重視しました。

実施したプレセミナーの内容は以下の通りです。

初島での実践事例の紹介

初島小中学校の児童生徒が制作した映像を見てもらい、全8回の授業の流れについても紹介しました。

クリエイターによるミニレクチャー

実際に授業を担当するプロのクリエイターが、「映像をつくることで、どんな夢が叶うのか」をテーマに、自分自身の体験を語りました。

さらに授業後に先生方とのディスカッションの時間を設け、プログラム導入までのプロセスや、具体的な授業の進め方に関するご説明や質疑を行いました。

45分間のプレセミナーは、児童のみなさんや先生方にとってどんな体験になったのでしょうか。また、プレセミナーをふまえ、MCPにどんな期待を寄せてくださったのでしょうか。次回は、ご参加くださった先生方の声をご紹介します。

※本記事アップ時点での内容となります。法律や手続き方法、名称などは変更されている可能性があります。

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