「小さな幸せ」を追求しながら自分らしい働き方をつくる。クリエイター柴山あかねさんvol.2
クリエイターの仕事や生活に役立つ情報をお届けするSHOOTEST Journal。今活躍中のクリエイターをパーソナリティとして迎え、日頃仕事や私生活で感じる疑問や悩みを率直に語ります。
パーソナリティの一人、柴山あかねさん。自分の好きなことや思いを仕事にしてきた柴山さんは、Yuinchuとの出会いをきっかけに一つの転機を迎えます。今回はそのストーリーの紹介です。
なくてもいいけど、あったら人を幸せにできること
ーーコーヒースタンドをはじめ、途中で転職した制作会社など、これまでキャリアを選択するうえで大切にしてきたことはありますか?
高校生の時にアルバイトをしていた時から、仕事を選ぶ時の基準があって、「なくてもいいけど、あったら人を幸せにできること」がいいなと思っていたんです。
ーー今、コロナ禍で「不要」と言われるものですね。でも、そこに人の喜びとか幸せがありますよね。
こういう状況になって、私もその大切さを実感しています。高校生の頃は焼肉屋さんでアルバイトをしていたんですけど、焼肉も別になくてもいいかもしれないですよね。でも、みんなと一緒に行けたら楽しいし、帰る時もハッピーになる。
コーヒー屋とかカフェも、別になければ家でコーヒーを淹れればいいのかもしれないけど、行ってしゃべってちょっと気が楽になったとか、ちょっとポジティブな気持ちになったとか、そういう気持ちの切り替えができる場の一つだと思うんです。だから、やりたいなと思ったんですよね。
「人を大切にする」スタイルに惹かれてYuinchuへ
ーーコーヒーの仕事では接客をされていて、その後、それとはまったく違う制作業界に飛び込み両方の経験と知識を生かしながら、やっぱり人と触れ合う仕事を求めてコーヒースタンドの仕事に戻ったんですよね。その後出会ったYuinchuへの入社を決めた時は、どんなことを大事にされていたんですか?
Yuinchuのことは、出会った時から、人を大切にしている会社だと感じたんです。それにwebの仕事やイベントなど、自分が「やりたい」と思えることが多くて。以前の制作会社ではイベントの企画もしていたので、そういったところも生かせるかなと思いました。でも、何より、「人を大切にする」というスタイルに惹かれました。
新しい学びを得るためのスタート
ーーYuinchuではどんなお仕事をされていたんですか?
レンタルスペースの問い合わせや内見対応をしていました。カフェの仕事の経験もあったから、カフェ事業にも少し参加させてもらって。あとはケータリングサービスの「Mo:take(モッテイク)」でも、時々お手伝いをしていました。
ーー仕事の幅が広いですね。
すごく楽しく仕事させてもらっていました。
ーーその中で次の転機が訪れたのですね。
コロナ禍の状況になって、これからの自分のキャリアや仕事、人生について改めて考えるようになったんです。一つの会社に所属をして仕事をするのもいいけれど、もう一つ自分の軸みたいなものを持つ必要があると思いました。もしどちらかがゆらぐようなことがあっても、どちらかが支えになると思って。そして、自分の軸をつくるためには、他の仕事でバランスを取る必要があると思いました。Yuinchuではアルバイト勤務だったので、正社員として働くことや、新しいことを学べる場所で働きたいという思いが強くなりました。
ーーコロナがきっかけになったのですね。
そうですね。大きな転機になったと思います。
ーー将来のことを考えた時に、自分の生活を安定させてくれる仕事と自分を成長させてくれる仕事のバランス取るために、新しいステージへ向かったんですね。
そうです。個人の仕事と正社員という二つの軸を走らせたいという、新たなスタートを切りました。
ーー
次回は6/23(水)公開予定です。自分らしい仕事のバランスを求めて新しい選択を決めた柴山さんが、次に切り拓いた道とは?そこで見つけたスタイルとは
※本記事アップ時点での内容となります。法律や手続き方法、名称などは変更されている可能性があります。