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自分の「やりたい」を表現しながら仕事を広げる。クリエイター柴山あかねさんvol.1

クリエイターの仕事や生活に役立つ情報をお届けするSHOOTEST Journal。今活躍中のクリエイターをパーソナリティとして迎え、日頃仕事や私生活で感じる疑問や悩みを率直に語ります。
二人目のパーソナリティは、イラストやロゴデザインなどを手掛けるクリエイターとして幅広く活躍している柴山あかねさん。この記事では、柴山さんがクリエイターになった経緯や柴山さんの活動についてご紹介していきます。


「好き」が仕事の原点

ーーまず、柴山さんのお仕事について教えてください。

個人の方向けにロゴのデザインをしたり、イラストを描いたりしています。イラストは特にペットを中心に描いています。子どもの頃に犬を飼っていて、いつかまた犬と一緒に暮らしたいと思っているんです。何かペットに関わる仕事がしたいと思ったのをきっかけに、ペットのイラストを描くようになりました。
あと小さい頃から絵を描くことが好きでした。写真や絵、アートも好きだったので、そういうのを仕事にできたらいいなと思って、それが今の仕事につながっています。
カメラマンのアシスタントとしても、時々お手伝いしています。
あと、商品企画の仕事もしています。地元のコーヒー屋さんとコラボレーションして新しい商品を作ったり、webサイト作りを手伝ったり。これはもう完全に趣味のような感覚で楽しませてもらっているんですけど、何か地元に役に立てることがないかなと思って始めたのがきっかけです。私は昔からコーヒーが大好きだったので、コーヒーに関係することをやりたいなと思ったんです。
そのほかに、今、週3日の正社員として都内に勤務しています。そこはプロモーション事業を行っている会社で、私はSNS運用などいろいろな仕事をしています。特に商品企画寄りのことをさせてもらっています。

人の「やりたい」をいつでも手伝えるように

ーー柴山さんは社会人になって何年目ですか?

高校卒業後に社会人になったので、12年ですね。

ーー高校を卒業してからずっと、クリエイティブ関連の仕事をされているんですか?

いいえ。最初はコーヒースタンドで6年くらい働いていました。そのとき、コーヒースタンドの仕事は好きだけれど、別のキャリアも考えるようになって、興味があった制作会社に転職しました。そこで初めてデスクワークを経験しました。
でも、やっぱり人と触れ合う仕事がしたいと思って、以前働いていたコーヒースタンドに社員として戻りました。ずっとコーヒーが好きで勉強を続けていたので、専門的な知識も身に付いていたんですね。そういう知識や経験を生かしてもう一度サービス業に関わりたいと思って戻りました。
ただ、小さい頃からずっと、立ちっぱなしでいることが苦手で。朝礼で倒れたりもしました。年齢を重ねると、この先、ずっと立ち仕事は厳しいのかなと思うようになって。今まで培ってきた経験を生かして何か別の仕事ができないかといろいろ探していく中で、カフェ運営やケータリングなどの事業をされているYuinchuさんと出会いました。自分のやりたいことを探しながら、実際にやってみたり、情報を調べたりするうちに出会いました。たとえば、個人でイラストの仕事ができるように勉強したり、webサイトを作れるように勉強したり。すぐにお仕事にするレベルではなくても、誰かが必要としてくれた時に手伝えるレベルにはなりたいなと思って勉強していました。


次回は6/16(水)公開予定です。好きなコーヒーや作ることをベースに、誰かの「やりたい」を一緒に形にするために柴山さんは準備を重ねていた中、Yuinchuと出会います。さて、そこからどんなストーリーをつくっていったのでしょうか。続きをお楽しみに。

※本記事アップ時点での内容となります。法律や手続き方法、名称などは変更されている可能性があります。

神奈川県生まれ。コーヒースタンド、コンテンツ制作会社を経て、現在はクリエイターとしてロゴデザインやペットのイラストなどを手掛けながら、プランニング企業に週3日の正社員として勤務している。カフェのご飯を投稿したSNSも人気。

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