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プロが語る「自分の作品」 Vol.1 Ryoma Film

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こんにちは!

SHOOTESTブログ編集部専属ライターの藤田真奈です。

現在は、数多くの映像作品や写真があり、私たちの生活には欠かせないものとなっていますよね。

でも実は、その一つ一つは、誰かの作品なんです。プロカメラマンが、思いを込めて作り上げたもの。

そこで、今回より新連載として、「プロカメラマンと映像作品」をテーマに、カメラマンに作品をピックアップしていただき、作品についてのインタビューを行っていきたいと思います!

普段は「影」として活動しているプロカメラマンたちの作品づくりに込めた思いは、とても熱いものなんですよ。

 

カメラマン紹介

中村涼磨(25)/ 大阪府出身

“Ryoma Film”として、披露宴のオープニング映像制作や音楽イベントなどで撮影を行う。生涯大切にしたくなるような作品づくり、をモットーに日々活動中。「例えば、依頼してくれた人の家が火事になったときに、僕が作ったDVDだけは、何としても持って逃げたい!と思えるような作品をね」と語る。

 

作品紹介

今回、カメラマン涼磨さんにピックアップしてもらったのは、Ryoma Filmの代名詞とも言える、披露宴のオープニング映像です。

結婚を控えるお二人の日常が、丁寧に切り取られた、素敵な映像ですよね。早速、作品づくりについてお伺いしました!

 


 

– 準備に多くの時間をかけたのだとか。

中村:そうですね。ご依頼をいただき、打ち合わせが終わった瞬間から、頭の中は作品づくりでいっぱいでした。絵コンテの段階から、かなりこだわらせてもらいましたね。
お二人は、とにかく「紳士・淑女」なんです。そんなお二人の可憐さやしなやかさを、いかに2分間に詰め込むか。プロの腕の見せ所だと思って撮影に挑みました。

– 被写体は、プロではなく一般人。撮られ慣れていない方を映すのは、大変では?

中村:一般の方を撮影させていただくときは、良い意味で存在感を消すことを心がけています。カメラごと、空気になるんです。
僕の場合、「こうしてほしい」「こんなポージングで」というような指示も最低限に留めています。
「どこからか撮影しておくから、自由に振舞ってください」なんて。盗撮気分ですね(笑)
そうすることで、変にかしこまったり緊張したりせず、自然な笑顔を引き出すことができるんですよ。

こだわりピックアップ

最後に、映像の一部をピックアップし、こだわりポイントについて、語っていただきました!

中村:冒頭の朝のシーンです。「朝の光」をうまく伝えられたらなと思い撮りました。

光一つで印象がガラリと変わるのでここは、神経を尖らせました。

このカット、映画のワンシーンみたいじゃないですか?

映画に出ている気分になってもらいたかったのでハリウッド映画を意識した雰囲気づくりをしました笑

最後は、切り替えの早送りのシーンですね。

主役が新郎から新婦へ、じんわりと変わっていきます。

映像全体のアクセントともなる需要な場面です。

さいごに

いかがでしたか?たった2分の映像作品に、こんなにも熱い思いが込められていたなんて、感銘を受けます。ご結婚されるお二人も、こんな素敵な映像を作ってもらえるなんて、幸せですよね。

中村涼磨さんの他の作品をもっと見てみたい!という方はぜひこちらからご覧ください。

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